注文住宅を買うときに必要なお金は、自己資金だけではなくてローンを利用することが多いです。ですから、まず自己資金がどれくらいあるのかを把握しましょう。大まかに支払わなければならない費用を計算し、自己資金を計算すればどれくらい借りればよいのかがわかります。この時には大まかに考えておくだけで良いです。
ローンを利用するときに頭金を用意しなければなりませんが、頭金は多ければ多いほうが返済の負担は小さくなります。借金はできるだけしたくないと考える人も多くいて、支払えるだけ支払ってしまう人もいますが、これはあまり良いことではありません。借金はあまりしたくないという考え方は悪いことではありませんが、手元に資金がないと生活面で困ることもあります。たとえば、病気や怪我で入院しなければならない時には、ある程度のお金がないと苦しくなります。
頭金に無理に当ててしまうと、当面の資金繰りに困ることもあるわけです。ですから、注文住宅の資金計画を立てるときには、しばらくの間の生活費は確保しておいたほうが良いです。半年から1年くらいの生活費は貯蓄しておくべきでしょう。また、注文住宅を購入すると税金などの費用が発生します。
いつ、どれくらいの金額が発生するのかを把握することは必要です。単にお金があるだけではなくて、いつ支払わなければならないのかを把握したうえで資金計画を立てなければなりませんが、そのためには建築業者と綿密に相談しておきましょう。